仕事でシックスコア(共有サーバ)を使用する機会があったので、使い勝手などまとめてみました。まだ利用期間も短く、重い作業をほとんどしていないので、サーバの質などは実感できていませんが、機能面など書いてみます。

細かなスペックはシックスコアのサイトをご覧ください。
(以下内容は、2010年1月時点のものです。質問等はご遠慮ください)

プラン・料金
共有サーバの中でもプランはいくつかありますが、一番下のS1プランでも十分なスペックです。廉価版の(と言っていいのか)エックスサーバーと比較して、料金は倍ほどになっています。でも企業向けを謳っていることもあるので、十分に安い方だと思います。
上位プランを選ぶ理由は、容量と安定性でしょうか。容量は、サイト領域よりもメールサーバ・ファイル保管に使うかどうか。ファイル保管せず、メールもGoogle Appsを使うなら、おそらくS1プランで十分です。他社も同様ですが、プランが上に行くほど同居人が少なくなって安定すると言われますが、一方で使えるドメイン数が増えたりもするので、一概には言えないようです。コストと容量でちょうど良いプランを選びましょう。エックスサーバと同様、プランによってはプレゼントドメインが付きます。
速度・安定性
バックボーンの数字は大きいと思います。メモリの多さ(12GB)も他社のサーバとは大きく違う点。サーバ毎にスピードテストができるページも用意されています。
バックアップは「別ハードディスクへバックアップ」と書かれていますが、FAQを見るとRAID1のことでした。
障害情報ページもありますが、過去の障害は見えないようです。RSSもないのでトラブルに気づいてから確認できる程度のもの。
また全プランで「セコムセキュリティ診断サービス」が導入されています。2ヶ月に1度の診断。サイトが改ざんされてウィルスをばらまく危険もあるので、今後こういうサービスは必須になるのかも。診断結果を見ることはできないようですが、いずれ開示も検討されているようです。
管理画面
インターフェイスとしては可もなく不可もなく。エックスサーバよりは見やすくなりました。機能毎にドメインの選択をさせる点などは、もう少しわかりやすくできそう。それから、会員管理とサーバ管理の画面が同じザインなので、どちらを操作しているか一瞬混乱します。
ドメイン
マルチドメイン対応。他社のサーバと違うのが、外部で取得したドメインは認証が必要なこと。面倒といえば面倒ですが、これがあるとウェブサーバとしてのみ使う場合も「サーバを勝手に使ってる感」がなくなります。気持ちが少し楽。さくらなんかはサポート外として使わせるので変に罪悪感があります。
外部のネームサーバからもIP指定で利用可能という記事をどこかで見かけましたが、シックスコアのネームサーバでも、TXTレコード含め自由に操作できるので、敢えて外部を使うメリットはないように思います。Google Appsも安心して利用可能。マニュアルもあります。
それから、動作は未確認ですが、ドメイン更新で「自動引き落とし設定」が可能のようです。もし文字通りの機能なら他ではあまり見ない機能。ドメインの期限切れは絶対避けたいので、そういう機能ならとても嬉しい。
各機能
PHPは高速化可能、php.ini編集可能。MySQLは別サーバ、S1プランでも5つ作れます。WordPressも自動インストール機能があるくらいなので当然利用可能。Cronも使えますが、上限数は特に記載が見つかりませんでした。telnet、SSHでのアクセスができない点は、数少ないデメリット。
メール
IMAP可能。ウェブメールあり。迷惑メール・ウィルス対策もしっかり。前述の通りGoogle Appsも利用可。
サポート
まだトラブルもないので問い合わせはしていませんが、電話サポートがあるので安心。ただ明らかにおかしなトラブルを除き、原則自分で解決しましょう。電話も平日のお昼だけです。

この手のスペックのサーバ(さくら、ヘテムル、エックスサーバ)に、企業向け付加価値をつけるとこうなるのかなという感じ。サーバ障害などこれからわかっていくと思いますが、機能面ではほとんどデメリットらしいデメリットはありませんでした。企業向けとして、無制限機能ばかりでは逆に不安材料になるので、こういう1つ上のランクが必要になってきます。長谷川のような仕事でも、安心して奨められるサーバでした。


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