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まずは普段のバックアップ

つい先日、某レンタルサーバの大規模なデータ消失があり、自分には被害がなかったのでよかったんですが、何より怖い話でした。
ネット関連の業者であれば、バックアップが必要なことは身をもって知っていると思いますが、今はパソコンに詳しくなくてもネット事業ができる世の中なので、改めて本当に大切です、と言っておきます。
ここではその第一歩、「普段の」バックアップについて。

まず基本から。バックアップというのは、同じデータを二つ以上の場所に置くことです。パソコンから外付けハードディスクにコピーしたから、パソコンのデータは消してしまおう、というのはバックアップではなく、データの移動。外付けが壊れたらアウトです。データをどうやって2箇所に置くか考えましょう。

バックアップ先について

一番手軽なのは、外付けHDD。HDDが少し高騰した時期もありますが、相変わらず無難な選択だと思います。パソコンと同じくらいの容量を買い、データを常にイコールにするようにします。RAID構成(複数のHDDに同時に書き込む仕組み)にすると更に安心ですが、仰々しくなるので小さいもの一つでとりあえずいいと思います。
USBメモリやSDカードなどもそれなりの容量になってきたので、バックアップしようと思えばできますが、よく知らないのでHDDより不安に感じます。

もう一つ、ネット上にアップするという方法。わかりやすさ重視なら、GoogleドライブDropboxなど。また少し込み入った操作ができるならAmazon S3がお薦めです。
ネットサービスのほとんどは海外にデータを置くこと、冗長化というメリットがあります。そしてもちろんアップロードが遅い、セキュリティの問題などデメリットも多々あります。今は地震などで逃げ出す時に何も持たずに済むのも大きなメリット。

データ配置の例

前提として、パソコンに全てのデータを置けない場合を想定します。

まず、パソコンの中の「今使うデータ」と、捨てられない「古いデータ」に分け、それぞれにバックアップが必要と考えます。

1、パソコン内
2、「1」のバックアップ
3、過去のデータ
4、「3」のバックアップ

この4つをそれぞれ別のどこかに置きます。例えばこんな感じ。

1、パソコン
2、外付けHDD(A)
3、外付けHDD(B)
4、ネット上

HDDは空き容量が少ないと不安定になるらしいので、「1」はできるだけコンパクトにします。
それでも作業中のHDDはいつ壊れても不思議ではありません(書込みなども壊れる原因)。そのため「2」が重要。

Macの人は、Time Machineを使いましょう。
基本、常駐ソフトは嫌いなので、こういうバックアップソフトも嫌いなんですが、Time Machineは実は常駐させなくて良いということと、ファイルの扱いがかなり賢いらしく、差分バックアップがとても早いというのを知り使い始めました。本当お薦め。一日の終わりにHDDを繋いで、バックアップ取るようにしています。

次に「3」。パソコンに置かなくてもよいが消せないデータ。
これは普段からデータの整理が必要で、「1」から「3」へ持っていく時に、過去に何をバックアップしたのか、すぐにわかるようにしておく必要があります。
そして「3」とイコールになる「4」は、普段触らないデータなので、ネットに上げてしまいます。

「1」から「3、4」へデータを持っていった後は、「1」からそのデータを消すことができるので「1」は身軽になり、普段の作業も安定する。というのが理想。

ただこの場合のネックは「1」と「2」が同じ建物の中にあること。何かあれば、一番大切な「今使うデータ」がなくなります。かといって、Dropboxと作業フォルダを同期するなどは怖いのでお薦めしません。結局アナログな対処ですが、データ整理を頻繁に行い、3、4へ早めに移動するという方法でよいと思います。

こんな風にともかく同じデータは2箇所以上、できる限り遠く離れた場所に置くようにしましょう。

そして、今回のデータ消失問題で重要だった「サーバ内のバックアップ」については、実際サーバ管理者でない限り難しいので、また改めて書きます。