ショップサイトに必要な仕組み
ショップサイトには以下のような仕組みが必要です。
a. 商品の情報や在庫の管理
店頭で販売している商品をショップサイトに登録する必要があります。一つの商品でも写真を撮影し、価格やサイズの登録、商品の説明文の入力など、様々な作業が発生します。特に写真と説明文はとても重要なため、かなりの工数が必要になります。
また店舗で販売している商品と在庫を同期する仕組みはハードルが高く、ほとんどの場合は手作業で対応することになります。スタート時点では店舗用とネット販売用で在庫を分けるなどもご検討ください。
b. カート機能
ショップサイトに掲載された商品をお客様が選び、支払いまで行う仕組みです。ショップサイトの一番重要な機能です。
c. お客様の顧客管理
商材によっては顧客情報は必要ないというケースもあるかもしれませんが、基本的には同じお客様に何度も利用してもらうため、ユーザー管理を行い住所などを保存できるようにします。2回目以降に訪れたお客様はユーザー名とパスワードを入力するだけで、個人情報を呼び出せるようになります。
ただし、この顧客情報の管理は法的にも重要です。閲覧できるスタッフを限定したり、また万が一漏洩した場合の対処方法なども検討する必要があります。
d. メルマガ配信などの運用
お客様が何度も利用するというのは、当たり前のことではありません。お店の方から定期的に働きかけ、思い出してもらうような施策も必要です。一般的なのは定期的に配信するメールマガジンですが、その他にも個々のお客様に合わせたフォローメールという機能もあります。
ショップツールの選択肢
ショップツールには下記のような選択肢があります。
- 楽天などお店が集まったモール型のサイト
- Amazonのように既にできあがったフォーマットで商品を掲載するサイト
- 独自のショップサイトを持てるカラーミーショップなどのサービス
楽天などモール型のサイト
導入や運用にまとまったコストがかかる場合があります。またショップの独自性を出すには専門の業者へ依頼する必要があるなど、ハードルはかなり高い方だと思います。長谷川も手に余るため対応しておりません。
Amazonへの掲載
Amazonでの販売は、商品を預けて配送まで任せることができます。商品力の強いもので、手数料などが折り合う価格帯のものはかなり便利な機能です。
独自のショップサイトが作れるサービス
独立したショップサイトを作ることができるサービスとして、カラーミーショップやBASEなどがあります。かなり導入しやすく、お店の個性を表現することが可能です。
カラーミーショップの場合
シンプルに自らのショップサイトを作りたいという場合は、カラーミーショップのようなサービスをお奨めします。用意された既存のデザインでよければ、1日で開店できます。冒頭にまとめた必要な仕組みも全てが揃っています。
初めてサイトを作る場合
- 独自ドメインやメールサーバを検討し、カラーミーショップを導入
- 商品情報など必要な情報を入力します
- 支払い方法、配送方法などの検討
- 開店
既にショップサイトを持っている
- カラーミーショップへ移行した際のサイト構成などを検討
- メールサーバを含めたドメインの移行を検討
- 商品データの移行
- 支払い方法、配送方法などの再検討
- 既存機能との違いなどを確認
- 開店
ショップサイト開店時の注意点
- ドメインやメールサーバの設計はかなり重要です。
- 商品数が多い場合は特に、将来他のサービスへ移行することも考慮します。
- 開店前には何度も受注シミュレーションを行い、起こりうるトラブルに備えてください。
デザインカスタマイズのご依頼方法
カラーミーショップのデザインカスタマイズを検討されている方は、是非ご相談ください。
ショップサイトに関する確認事項
- 販売経験・実店舗の有無
- 販売商品内容・商品数、カテゴリー数
- お支払い方法、発送方法・運用後の宣伝方法
- 商品データ(写真、説明文、価格、型番など)の準備状況
- カラーミーショップの機能に関する把握状況(不満に感じている点など)
カラーミーショップ(株式会社paperboy&co.様)とは業務上の関わりはありません。お客様(オーナー様)ご自身で契約していただき、デザイン変更を許された範囲のみ長谷川へご依頼いただくという形となります。ご了承ください。