エックスサーバーのメリット・デメリット

2008.12.23

ドメインもメールも無制限のエックスサーバー。全て一つで済ませたい方にお奨めです。

このサービスのメリット、デメリット、お奨めする理由など書いてみます。
(以下内容は、2008年12月時点のものです。質問等はご遠慮ください)

プラン
3つのプラン。ディスク容量とデータベース数の違いの他は、おそらく同居人の数やマシンスペック的な違い。上の二つのプランはドメインが一つ無料で付いてきます。ただ、基本的には一番下のX10プランで機能面は一通り享受できそう。
速度・安定性
バックボーンもサイトにある数字を見る限り他社とも遜色なく、個人的な体感としてもおそらく速い方だと思います。
バックアップは毎日で、ハードディスク構成はRAID1なので、データ喪失はほとんど心配なさそう。
しかもこの手のサーバ、同居人の質によってはサーバの当たり外れがあるんですが、エックスサーバ内の他のサーバへ簡単に移転できるサービスがあります。もしダメなら自分で上手くやってくれと。この価格帯では丁度良いサービスだと思います。
ドメイン・DNS
DNSの操作は外部でも内部でもできないようです。そのため、Google Appsも不可。その代わりドメイン、サブドメイン、メールアドレス全て無制限に作れます。容量に限界があるので実質無制限ではないと思いますが、あと一つ欲しかった、というような小さなストレスがなくて済みます。ただこの無制限というのは、無茶もできるので不安定になる要素の一つとして理解が必要。
それから、独自SSLは不可、共有SSLは利用可能です。
管理画面
管理画面は、サーバのことをよく知っている人にも、全く知らない人にも、どちらにも少しわかりにくい。例えば、ドメインを複数持っている場合の切り替え方法も何となく伝わってこない。もう少しデザイン・ユーザビリティは改善して欲しい。
ただもちろん必要な機能は揃っていて、迷惑メールの設定が細かくできたり、MTOSなどが簡単にインストールできたりして便利です。
データベース
数はプランに応じて設定されています(海外のサーバなんかはデータベースも無制限だったりするんですが、この辺のネックってなくならないんでしょうか)。
MySQLのバージョンは、初めに4か5かに決める必要があるので、使用しているツールが入り組んでいる場合は注意。
サポート・マニュアル
質問を投げてサポートからの返信もおよそ一日以内という感じ。普通に親切です。サイト上のマニュアルもかなり親切なのでこの辺も安心材料。動画マニュアルまであります。

冒頭にも書いた通り、ドメインを複数管理していて、ともかく一つのサーバでシンプルに運用したいという方にお奨め。万が一、不満な時もサーバを簡単に移転できる救済策もあって安心です。

お気軽にお問い合わせください。
ご依頼の方は「ご依頼方法」の
ページからご覧ください。