WordPressのメンテナンスモード

2010.05.13

例えば、現行の静的サイトをWordPressに置き換える場合や、WordPress内で大きな修正が必要な場合、プラグイン「Maintenance Mode」が便利。メンテナンス中は管理者にだけWordPressの画面が表示されます。

静的サイトをWordPressへ置き換える作業、普通は少し面倒。内部でのチェックを重視するなら一時的にアクセスを制限してしまう。あるいは現行サイトの公開を重視するなら、「.html」と「.php」の優先度を利用してチェックに一手間いれるか、別サーバで十分にテストするなどという方法になると思います。このプラグインを使うとこの二つが解決。WordPressの設定中も現行の静的ページを公開し、管理者は同じURLでWordPressがチェックできます。この同じURLでチェックできるという点がとても大事。しかもWordPressの管理画面で切り替えができます。すばらしい。ただ、公開している静的ページとURLがかぶらないようにWordPressを作る必要はありますね。

方法は、現行のトップページ「index.html」を「503.php」とリネームして使用中のテーマディレクトリに入れる。プラグインの管理画面でこれを読み込むように設定して、メンテナンスモード実行。ログインしていない他のブラウザで公開ページをチェックします。

503.phpは、テーマがあるディレクトリ奥深くに配置しますが、表示はルートになるので中身のパスもそのままでOK。敢えて設定しなければ、ステータスコードも503ではなく200を返すようです。

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