共有サーバから共有サーバへ同じドメインで引越しをするとネームサーバがネックになることがあります。

この問題によくぶつかったのが「さくらのレンタルサーバ」。単によく使っているからですが、引越しが絡むと少し面倒なことになります。
ここではさくらを例に書いていきますが、引越しの際は他のサーバでも同様のことがないか注意してみてください。

さくらのサーバで困った仕様

  1. 一度ドメイン設定をするとその設定は自ら削除するまで消えない。サーバアカウントを解約しても残る。
  2. さくらのサーバを送信元とするメール(SMTPやPHP)はさくらのネームサーバを参照する。(参考:さくらとGoogle Appsの併用に問題が

この2つは実際の仕様です。
これらから実際に下記のようなことが起こります。

1. さくらのサーバ間の引越しで必ずブランク発生

「さくらのレンタルサーバ」から「さくらのレンタルサーバ」へ引越しする際に必ずブランクが発生します。

いざ引越しという時に一度「ドメイン設定」を解除。
ネームサーバから設定(A、MXレコード)が削除されるのを待ち、それから新規サーバにて再度ドメイン設定を行います。
その間およそ1時間〜数時間はサイトが見えない状態になります。さくらにメールサーバを置いていた場合は、メールにも影響が出ると思います。

2. さくら→他社→さくらでも同様

一度さくらから他社サーバへ引越し、再度さくらに戻る場合も同じようなことが起こります。前回のドメイン設定が残っていると、同じドメインでは設定ができません。しかもこの場合、前回のアカウントで管理画面にログインできないので今度はサポートに設定を削除してもらうことに。事前に気づけばブランクは防げるかもしれませんが、さくらの設定に慣れているとかえって見落としそうな部分です。

3. 解約しても一部メールが届かない(推測)

これは実際には経験した訳ではないので推測になりますが、おそらくこういう問題も起こっていると思います。

まずドメイン設定を消し忘れたままサーバのアカウントを解約します。その後さくらのサーバから送信されるメールが全てさくら内のネームサーバを参照するため、本来のメールサーバへ届かないということがありえます。さくらから送信されるメールというのも利用者数から考えると無視できない数。何かのきっかけで気づいた場合もすでに解約しているのでサポートへの削除依頼が必要です。


これらはさくらのサーバに限りません。同様のことがエックスサーバでもありました。
ともかく引越しの際は本来のネームサーバだけでなく、共有サーバが独自に設置しているネームサーバにも注意しましょう。過去に契約したサーバも念のため確認しておくと良さそうです。


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