カラーミーショップAPIの使い道

2014.01.17

昨年APIが公開され、カラーミーショップがより便利になりました。

APIというのは外部からデータを出し入れするための機能です。できそうなこと、できそうでできないことを少しまとめてみます。
下記内容は、2014/1/17時点のものです。ご了承ください。

機能としてできること

ドキュメントにもありますが、簡単にまとめると下記のようなことができます。

  • 受注・商品・カテゴリー情報の取得、更新
  • 顧客・決済・配送情報の取得

それぞれ取得・更新できるデータは全てではありません。

どちらかというと管理面を想定しているようです。外部サーバにて単純なデータ表示など試してみましたが、速度などは問題なさそうでした。

APIでできないこと

  • 外部サーバにて「カートに入れる」ボタンの設置ができない サポートに確認したところ、必要な情報がAPIから取得できないそうです
  • グループ管理やおすすめ商品などの一覧情報が取得できない
  • 商品データの一部(付加画像、SEO設定など)が取得できない

APIの公開で一番に考えたのは、外部にショップサイト(トップ、カテゴリ一覧、商品詳細)を構築し、商品詳細ページに「カートに入れる」ボタンを設置。そこからカラーミーショップのカート画面へ直接遷移するという形です。サイトデザインの自由度がかなり上がると思いますが、今のAPIでは難しいようです。
問題がカートへの接続だけであれば、どこでもカラーミーで解決できそうですが、接続がJavaScriptというのはやはり不安です。

APIを使ってできそうなこと

実装を確認していないので一応できるとは書かないでおきます。

セール時などの商品価格の一括操作
カラーミーショップには「一般向けの商品価格を一斉に10%下げる」などという機能がありません(会員のみ、または一括CSVデータ更新では可能)。これが今回のAPIで実現できると思います。
もし普段「定価」=「販売価格」という状態であれば、「定価(または販売価格)」を取得して、値引き後の価格で「販売価格」を更新。戻す際も単に「販売価格」を「定価」に戻すだけです。
外部サーバにてカテゴリメニューを表示
外部にあるWordPressなどのサイトに、カテゴリメニュー(カテゴリ名一覧)を表示できます。サイト全体のナビゲーションを統一できます。
特殊な商品検索
複数のカテゴリーをまとめて表示することや、商品のオプションとして設定した「色やサイズ」での検索ができそうです。ドキュメントを見る限りはある程度大きくデータを取得して外部サーバ側で絞り込むような形になります。

開発になりますので、ご要望内容によってはスキル的に対応できない場合があります。また利用することで外部サーバにも負荷がかかるなどシステム全体の不安定要素・リスクも大きくなります。ご了承ください。

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