英語のYahoo!と日本のヤフー

2007.12.10

Yahoo!のリニューアル後のページが一部ブラウザで見られるようになりました。基本的には本国Yahoo!サイトのデザイン。

横幅などはしっかり大きくなって、これが当たり前になってくれると嬉しい。エクスプローラーバーが使われなくなる日も近い(よかった!)。

でもどんなに綺麗な英語サイトも、ただ真似すると日本語のサイトはおかしくなります。海外に多いWordPressのテーマもそのまま日本語環境で使うのは難しい。今回のリニューアルはやっぱりそういう印象(まあ、すぐ慣れるのもわかるんですけど)。

長谷川も「greenz」サイトのデザインでは日英サイトを作りました。やっぱり難しいんですが、何となく日本語サイトから英語サイトを作るのは楽な気もしました。

単純に、文字の複雑さが全体のボリューム感に影響します。この辺が難しいからこそ、今回のYahoo!リニューアルに期待しています。以下、英語Yahoo!サイトの良いと思うところ。

  • Ajaxによるタブを採用するため、きちんと全体を考えているのがわかる。枠や要素をできるだけまとめて、「タブを押せばいいんだな」ということが自然とわかる。ある程度「できること」を制限するのも大事。日本のYahoo!は、タブ周りにも情報を置いて、何をさせたいのかわからない。
  • 左のメニュー、行間を空けて見やすく、押しやすい。日本は幅だけ広い。カスタマイズできることに頼りすぎているのかも。メニュー以外にも枠内の余白の作り方がちょっとちぐはぐ。
  • 写真の使い方にルールがある。
  • 広告よりもツールの優先順位が上。

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